ユーモアが心を救う
科学がこれほど進歩した現代、
幽霊やあの世的なものを信じるヒトの数は増えているそうですね。
だからといって、現世の命を粗末にする時代、とは思いたくない。
どんな時代であっても、結局いま、ここでこうして生きている自分は
本当に自分ひとり、なんだから…
大切でいとおしい命です、たったひとつの、大切ないまという時…
だけど、それでも苦しいときがあるのが人間ですよね。
苦しくて重たくって、もう背負いきれない、っていうときに
人は死を思ってしまう…
それがいけないこと、間違っていることだと知ってはいるのに…
昔、名前は失念しましたが、お笑い芸人さんが、
苦しくて自殺しようと、まさに死のうとしたときに
ふとTVをつけてみたら、お笑いをやっていた
思わず笑ってしまった自分がいて、死ねなかった
と、過去を振り返っていたのが印象的でした。
私がいまも通う心理学の教室の先生がいつもおっしゃること、
人間が死なずにいるのは ユーモアのチカラ
という言葉と相まって、人類の持つ大いなる力なんだと実感します
大袈裟でしょうか?
いえいえ、大真面目ですよ。
だって、がん治療にも落語などが取り入れられて
笑いが免疫力を向上させるって、聞いたことありませんか??
お腹を抱えて笑うことは 身も心も健康にしてくれる。
だけど、分かってはいても、そんな気力がないよ…
っていうほどの落ち込みだってありますよね。
ユーモアは誰もが持っています。
だけどそれを育てる土壌もあります。
それは、家族、だと思うんです。
誰もが持っているものでも、
放ったらかしでは伸びないこともあります。
意識せずとも、自然に伸びていくこともあります。
愛するふたりが一緒になって、子が生まれ
家庭を育み、各々が成長していくためには
自然に任せるだけではなく、それなりの努力も必要、と思いませんか。
これを読んでいるあなたがお母さんなら
お子さんにいっぱい笑いを与えてほしい。
きっとすでに、お子さんからはいっぱい笑顔をもらっているでしょう。
もしあなたが子どもの立場なら、
お母さんが笑っているか、もちろん、他の家族も笑っているか。
もし、何か問題を抱えていて、とても笑えない状況なら
いつ、なんで笑ったっけ、と思い返してみてください。
ママ友に聞いた話です。
夫婦の長続きの秘訣は 笑いのツボが一緒ということ
これ、すごい真理ですよね。
どんなくだらないことでの笑いでもいいんです。
笑いを共有出来ることが素晴らしいんです。
もしパートナーが笑ってくれなかったら??
そうね、思い切ってくすぐっちゃったらどうですか??
オヤジギャグでもヒトのことでも、笑顔が戻れば大丈夫。
もし、いま笑えなくってもね、
人間の心には必ず存在するからね。
ユーモアのチカラ
どうせなら ダメ元でも信じてみませんか。
この記事は、2011年7月18日(月)にFC2ブログに投稿したものを編集しています。